「ライオンズの森」誕生までの道のり
1998年11月、取手ライオンズクラブ30周年記念事業のひとつとして、
「ライオンズの森」を作る計画がスタートしました。
当時の岡田建一会長の提案で、小文間にある面足神社とその周辺の森林緑地（約10,187㎡）を活用し、
市民が気軽に訪れて癒される場所を目指して準備を進めてきました。
宮司さんや氏子さんとの何度もの話し合いを経て賛同を得た後、
取手市の「緑地保全指定地」にも協力をお願いし、「水と緑の課」と協定を結びました。
その結果、2年の歳月をかけて「ライオンズの森」がついに誕生！
これからも、現状を大切にしながら間伐や遊歩道の整備、清掃活動を続けていくことに。
また、焼失していた社殿が氏子さんの力で新しく建て直される際、
ライオンズクラブから「トイレ」を寄贈し、さらに目隠し用の植樹も行いました。
その結果、神社らしい趣がぐっと増し、氏子さんたちにもとても喜ばれました。
みんなで作る「坂東富士見桜」
2002年度には、岡野劼好ガバナーのスローガン「育てよう若い力！拡げよう緑！」に基づいて、
参道に桜（ソメイヨシノ）や姫沙羅の若木を植樹。
さらに遊歩道の両側には紫陽花を植えました。特に鳥居の横には、樹齢20年以上の枝垂れ桜を2本植え、
その場所から大利根川の清流や富士山を望める絶景ポイントに！
作業後、井上光潤会長が「坂東富士見桜」と名付けて大盛り上がりでした。
みんなで育てる「ライオンズの森」
「ライオンズの森」の設立5周年記念式典は2005年4月16日、面足神社の境内で開催されました。
取手市長や氏子総代、近隣のライオンズクラブの皆さんなど、
約100名が参加。現在の「ライオンズの森」の姿を皆さんに見てもらい、その意義を共有しました。
また、式典での声をきっかけに、東屋（休憩所）やベンチ、階段を設置する計画も進行。
2005年度には、メンバー全員で手作りした60段の階段や可動式のベンチを完成させました！
看板も設置して、将来「茨城百景大利根の展望」の石碑を移すことも視野に入れています。
この「ライオンズの森」は、取手ライオンズクラブの努力と市民の協力が結びついて実現した、市民にとって大切な憩いの場です。
